『異世界居酒屋「のぶ」(1) 』（ヴァージニア二等兵、蝉川夏哉）

とある作品との相性が悪かったので、異世界グルメ系は敬遠していたのだが、たまたま妻が興味を示していたので手に取ってみた。

たしかに異世界×料理ものなのだが、出てくるのはこちらの世界の料理ばかりである。その意味で、『ワカコ酒』とかそういう作品に雰囲気が近い。そして、とても人情ものである。存外に楽しく、続刊も次々読み漁ってしまった。

基本的には読み切り的にどこから読んでも楽しめるのだが、それはそれとして少しずつ明らかになってくる大将としのぶちゃんの過去なんかもストーリー的には楽しい。

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