有名作品かつ、面白いものを。
ソードアート・オンライン
SF設定とファンタジー世界観を見事に融合した作品。VR以降の世界を考える上でも非常に示唆的である。また、「ゲームを転々とする」という手法は、どこか涼宮ハルヒの憂鬱シリーズを彷彿とさせる。とりあえず、外すことはできない作品であろう。
アクセル・ワールド
こちらはSF重視。カタルシスを経た主人公の成長ストーリーでもあり、いわゆるハーレムものでもあるが、それはそれとして「ソードアート・オンライン」とは違った方向から「シンイ」を表現する作品でもある。
魔法科高校の劣等生
一応SFに位置づけられるか。が、細かいことはおいといて、達也兄の無双乱舞を楽しむ作品。もろもろの「俺つえー」系主人公をことごとく置き去りにしていく圧倒的強者。
天鏡のアルデラミン
電撃文庫のダークホース。ストレートなファンタジー戦記もの。しかし、主人公は科学を説く。その対比が非常に面白い。比較的暗めなストーリーも個人的には好みである。
レオ・アッティール伝
こちらも戦記物のファンタジー。どちらも終わりの形が示唆されて、そこに向かって歴史が紡がれていく。戦闘よりも戦略的な視点が楽しめる。
ノーゲーム・ノーライフ
突然異世界に転移する上、その世界でものすごい力を振るう主人公たちという、極めてまっとうな「異世界物」。策略・策謀・トリックものが好きなら楽しめます。
六花の勇者
ミステリー風味漂うファンタジー。主人公の脇をかためるキャラたちがなかなか個性的。
灰と幻想のグリムガル
仕立ては「異世界物」ではありつつ。普通のファンタジー。強いヒーローの活躍譚ではなく、「その辺にいる冒険者」の視点で物語が紡がれていくのが特徴。わりと暗い。
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
アニメの紐でインパクトを集めすぎた作品。ストレートな成長もののファンタジーとしてすごく楽しい。
Re:ゼロから始める異世界生活
「異世界物」で、「ループ物」。一見、ごった煮のB級品の印象を受けるが、その実土台はしっかりしているし、ストーリーテリングも巧妙だ。色濃い絶望と狂気、そこから反転するカタルシスが良い。
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