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Kindle Unlimitedと蔵書管理の記録

Kindle Unlimited(以下アンリミ)は、貸本屋であり、図書館である。品揃えはブックオフ的だ。

別にそのこと自身は問題ないのだが、困るのが「蔵書管理」である。それが「読書管理」であったならば、別に構わない。どのような形態で読んでも読書は読書である。しかし、蔵書管理となる話が変わる。立ち読みで読んだ本や図書館で借りた本は、「蔵書」には加えられない。当然のことだろう。

私はある時期から、基本的に本は買うようにしている。以前は図書館もよく利用していたが、最近ではほとんど顔を出さない。図書館でしか読めない本があるときくらいである。しかも、そういう本は調べ物をするだけであって、「読む」というのとは違う。だから、私の読書の9割以上は自分が所有している本であって、蔵書管理と読書管理がほとんど同じ意味を持っている。

厄介なのはアンリミだ。

アンリミは、サービスを継続利用している限りにおいて、Kindleで本を買ったのと同じ状態になる。つまり蔵書状態だ。しかし、現実的には蔵書ではない(そもそもKindle自体が本を所有しているわけではない、というツッコミは甘んじて受け入れよう)。サービス継続を断念した段階で、それらの本にはアクセスできなくなるのだ。

だから、アンリミで読んだ本は、「蔵書管理」の中には入れられない。でも、読んだのは読んだのだから、何かしらの管理がいる(と、私は思う)。

幸いなことに、メディアマーカーは「所有」を無しにしたり、「購入日」の未登録にできる。あとは、その本に「Kindle Unlimited」とタグを付けておけば、私自身は識別できる。

※普通に買った本
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※アンリミで読んだ本
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それに、このタグは、他の人がアンリミ本を(私のバインダーから)探すときにも役立つだろう。まあ、アンリミ対象本は変わるみたいなので、信頼性には欠けるわけだが。

でもまあ、こういうややこしいことを考えるくらいだったら、使わないという選択もありだろう。どちらにせよ、所有本で未読の本が一杯あるわけだから。

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