無実の罪で逮捕されたシャーロックは、自ら事件の解決に乗り出すが、その背後にいる影の存在もまた感じとっていた……。
と、これからのストーリーの大きな枠組みが提示された形となる。悪を持って悪を打倒しようとするモリアーティ。そして、その事件を解決することで闇に光を当てる役割のホームズ。この筋書き通りにしばらく話は進んでいき、やがてホームズとモリアーティが直接対峙する……みたいな流れになるのだろう。
全体として、筋書きはモリアーティが書いている、というコンセプトなのだが、それがどこまで破綻なく続くのか。今後のストーリーの見所でもあろう。
漫画:三好輝 構成:竹内良輔 原作:コナン・ドイル [集英社 2017]
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