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月刊群雛2016年06月号

ゲスト寄稿はまつもとあつしさんの『ウェブコミュニティは「共創」と「競争」で物語を紡ぐ』。ウェブ小説が、既存の文芸誌の代替っていう見方はちょっと違うのではないかな、というお話。最後の方で、「プロデューサー的スキル」の重要性が指摘されていて納得。

収録作品については、全部に目を通したわけではないが、神楽坂らせんさんの「AIのメモリー」が良かった。世界観もプロットも表現もしっかりしている。もし自分なら、という詮無い仮定を立てると、後期エドワードのエピソードを冒頭に持ってきて、その後の回想から話を進めるという形にしかたな、と思った。そして、ダイアナの最後のメッセージで締める。まあ、この辺は難しい。

月刊群雛 (GunSu) 2016年 06月号 ~ インディーズ作家と読者を繋げるマガジン ~
[NPO法人日本独立作家同盟 2016]

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