タイトル通りバイオレンスなアクションなので、その手のが苦手な方はご注意。表紙に騙されてはいけない。
さて、とにかく発想がクレイジィな作品である。なにせ、「最強ゆるふわ殺し屋ガール・ケイ」だ。デリヘル風に派遣されてくる大学生くらいの女の子が、めちゃくちゃ強い殺し屋、というところまでなら、まあ、よくある話なのだが、その女の子は簿記専門学校生でもあり、簿記二級に受かろうと頑張って勉強している。オシゴトの休憩中なんかに。
片方では圧倒的な非日常感があり、もう片方ではいやになるほどの日常感があって、それが混ざり合っていること自体が異質な非日常性を醸し出している。でも、どことなく明るい話でもあるのだ。どうだろう。かなりクレイジィではないだろうか。
Tags:
One thought on “『バイオレンスアクション(1)』(浅井蓮次)”