0

『Fate/strange Fake』(成田良悟)

あの成田良悟が描くFateシリーズ。

Fate/Zeroもたいしたものだと思ったが、この作品も別の意味で素晴らしい存在感がある。ページのどこをめくっても、成田作品の匂いが漂ってくる。キャラクターのイカレ具合や、場面転換のタイミング。いかにも、という感じだ。

それでいて立派にFateシリーズである。ギルガメッシュはやはりカッコイイ。

これはFateシリーズが持つ懐の深さと共に、その設定が(褒め言葉として)厨二病感に満ち溢れていることも示しているのかもしれない。そこには、ある種の共通言語的感覚があるのかもしれない。

Fate/strange Fake(1)(電撃文庫)
成田良悟 [KADOKAWA / アスキー・メディアワークス 2015]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です