著者によると「マジック・パンク」系。
ファンタジーの世界観ながら、「勇者」や「魔法」といったものが技術的な文脈で再配置されている。ようは同じ著者の「ストレイト・ジャケット」シリーズを思い浮かべてくれればいい。作品がもつ全体的な暗さも通底している。でもって、私は「ストレイト・ジャケット」シリーズが大好きだ。これは期待が持てる。
今のところ「そのアイドルグループいるか?」という疑問と、第一巻では全然物語が閉じきっていない点が気になるが、もちろん次巻で大いに楽しませてもらえるのだろうと、ハードルを高く上げておくことにする。
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