ダニエル・C・デネットの『思考の技法』を読み進めている。読書メモ代わりに記事を書いておく。
7. 素人をおとり(デコイ)にして使う
8. 脱シスする
9. グールド法の三つの種
私は、何かの専門家ではないし、さらに言えば、何かの専門家に向けて話すこともない。よって、常にそのジャンルについて知らない人に、何かしらのノウハウやエッセンスを伝える、ということしている。こういう場合、話は難しくなりようがない(というのは大げさだが)。ある意味で、7の道具を常に使っていることになるのかもしれない。
「脱シス」するは、本当に斬新なものと、そうでないものを選り分ける視点だ。非常に重要。
「グールド法の三つの種」は、デネット流のこき下ろしという感じだが、指摘されているような論法を使う人はよく見かけるので、その攻撃を防ぐ盾として機能してくれるだろう。
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