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hontoさんを覗いてみた

hontoさんがリニューアルされたようだ。

honto – hontoサイトリニューアルのお知らせ – hontoからのお知らせ一覧

本の情報を紹介するサイトとしては、気にならないわけがない。さっそくチェックしてみる。

流れるトップページ

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まず、トップページでは、横に動くタイムライン形式で、本が流れている。ようは、回転寿司の書籍版だ。どうもこれは、書店の店頭で売れた本をリアルタイムに紹介しているらしい。「ハイブリッド型総合書店」にふさわしい仕組みと言えるだろう。

インターネットでは「探していない本」との出会いが難しい。この仕組みはその問題に対するアプローチで、これはこれで面白いのだが、「極めて面白い」と言えるかどうかは微妙である。ちょっとした楽しみぐらいだろうか。

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ページ中部には「エリスグリの5冊」というコーナーがあり、これはHonkureのタグにちょっと似ている。こういうコーナーは個人的に好きだ。

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ジャンル別のページに飛んでみると、いくつかの要素で本が並んでいる。リニューアルの解説によると「ジャンルごとに新刊・話題の本・ベストセラーを一目で見られるネットの「平台」を実現」とある。ここで私は疑問に思う。なぜ、リアル書店のメタファーをなぞるのだろうか、と。というか、それだったら別に書店でもいいよね、という気になる(あるいは、そう思ってもらうことが意図なのかもしれない)。

別に喧嘩を売りたいわけではなくて、Webならではの本の展開は、「平台」や「ランキング」以外にもあるのではないか、と感じているだけだ。基本的に「本」の販売はフロー情報の管理となるわけだが、そこにストック情報を絡ませたとき、大きな力が生まれるように思う。

でもまあ、じゃあどんなトップページにすればいいのか、ということはぜんぜん私にはわからない(わからないからHonkureをやっているのだ)。

とりあえず、いろいろ拡充されているようなので、インターネットの(広い意味での)書籍販売サイトとしてがんばっていただければと思う。

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