0

『Fate/strange Fake(5) 』(成田良悟)

前巻までは、へぇ〜、成田良悟がFateシリーズを書いたらこうなるんだ〜 みたいなマリアージュ感が非常に新鮮だったのだが、だんだん浸食が進んできて、本巻ではかなり成田良悟ワールドになっている。

もともと狂気を描写するのが得意な作家であるし、群像劇はお手の物だからして、これはもうまったく彼の土俵という感じがする。あらためて、作家の手腕というのはここまで強烈なのだ、ということを突きつけられた。

Fate/strange Fake(5) (電撃文庫)
成田良悟 イラスト: 森井しづき 原著:TYPE-MOON [KADOKAWA/アスキー・メディアワークス 2019]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です