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『理系が恋に落ちたので証明してみた。(1)』(山本アリフレッド)

「あるある」話と言っていいのかはわからないが、理系的な考え方を極端に誇張したらこうなるだろうな〜という感じで結構面白い。

恋愛下手の、その下手さかげんをよくわからないマニュアルで埋めるのではなく、むしろそうした情報を一つの参考としながら実験する、という名目でわちゃわちゃする話だ。へたれなんだか、勇気があるのか、よくわからない二人である。

とりあえず、人間の感情というものは実に科学するのが難しい。どのような感情が立ち上がっているのかは主観でしか報告できないし、自分の気持ちを自分がきちんと把握しているとも限らない。だから代替的な指標で迫ろうとするわけだが、その科学と感情の距離感みたいなものは、案外恋愛の初期の頃に似ているのかもしれない。

理系が恋に落ちたので証明してみた。(1) (メテオCOMICS)
山本アリフレッド [フレックスコミックス 2018]

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