タイトル通り、ギャンブルものである。
賭け事だけで生きている凄腕(ただし昼行灯)のギャンブラーと、たまたまその男に買われた奴隷の少女を巡るお話。世の中には無口キャラというのが存在するが、本作のリーラは喉を焼かれて話せないという、かなり尖った設定である。そこでで行われる、二人のコミュニケーションが本作のコアでもあろう。二人とも、感情をうまく表せないという点では共通している。
系統的には「カジノを潰せ」的なストーリーだが、それはそれとして生きるということと意志についても考えさせられる作品である。
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