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映画『幼女戦記』

テレビアニメ版『幼女戦記』の、まっすぐな映画版、という印象。

時系列的にもアニメ版の後になるし、細かい説明もほとんどないので、アニメ版見ている人が前提という感じだが、もともと舞台説明がたくさん入るアニメではないので、いきなり映画版を見ることも一応は可能だろうし、それでこの(アニメ)作品の雰囲気は掴めると思う。

でもって、この作品の良さは、以下の記事で極めて端的に表現されている。

劇場版幼女戦記をより楽しむためのクラウゼヴィッツの「戦争論」 #157冊目 #1000冊紹介する – シン・みたいもん

で、幼女戦記をうっかり何度も見てしまうのは、あきらかに音響と背景と主演女優の力ですが、それでもドッグファイトの部分は、幼女戦記の魅力の一部です。

戦争と言えば、音響なのである(異論は認める)。本作でも、さまざまな音に迫力があるし、BGMもすこぶる良い。さらに、最近のアニメでよくある「突然歌うよ」も入っている。

でもってバトルだ。ドッグファイトである。前半部分はいかにも「戦争」という感じだが、後半はバトルものに移行する。ノリは、『魔法少女リリカルなのは』シリーズを思い浮かべてもらえればピタリと当てはまるだろう。

もちろん本作だからして、バトル後に二人が熱い友情で握手を交わす、なんてことは起こらず、どう考えても不穏な布石が打たれてしまうわけだが、自然とそれは次回作への期待となって高まってゆく。

ともかくまあ、悠木碧さんは最高である。

劇場版「幼女戦記」アニメ公式サイト

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