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『響~小説家になる方法~(7)』(柳本光晴)

相変わらずのノリが続く。若干作画が「ん? 大丈夫?」となっているところがあるが、その辺はご愛敬。響のセリフはやっぱりかっこいい。

モノを創るのに何割とか言う奴が本当にいたのなら、そいつは作家じゃないから相手にしなくていい。

うん、そうだ。実にその通りだ。

とは言え、「響って、こういう奴だから」と周りが納得しつつあるので、物語的な硬直感が生まれつつある点は否めないだろう。響自身は葛藤を抱えるようなキャラではないのだから、周りがもう少しドライブした方が盛り上がるような気もする。

響~小説家になる方法~(7) (ビッグコミックス)
柳本光晴 [小学館 2017]

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