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レオ・アッティール伝Ⅲ(杉原智則)

シリーズ三作目。萌え要素なしのストレートなファンタジーものということで、お気に入りのシリーズである。

前回首尾良く成果をあげたレオは、そのまま活躍続けるのかと思いきや……と少しひねりのある展開。カバーイラストからわかるように、レオだけでなく、今回はクオン(とセーラ)のエピソードが後半にどっしり位置づけられる。少し話の展開が性急かなと思わないではないが、クオンの視点に慣れてしまえばそのまま没頭できる。物語全体の厚みがこれによって増していくのだろう。

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杉原智則[2016 KADOKAWA / アスキー・メディアワークス]

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