WRM
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WRM 2017/09/25 第363号

さて、WRM363号が配信されました。

冒頭の「はじめに」を公開しております。


現在、9月月末発売を目標にした電子書籍の新刊を作成しております。順調に推移すれば、今週中には発売ということですね(若干不安)。

さて、普段はすべての原稿を仕上げてから、表紙作りに取りかかるのですが、今回はそれだとどうにも間に合わなそうだったので、先に大まかなデザインを考えておいて、原稿が完成してから詰める、という手順を取ることにしました。隙間時間の有効活用です。

で、実際に作ってみたところ、いい感じのデザインができたのですが、困ったことに二つもできてしまいました。どちらも違った良さがあり、簡単には決められそうもありません。そういう場合、いつもは妻に意見を聞いて最終決定の参考にするのですが、ハッと気がつきました。今回は、まだ時間的余裕がある、と。

というわけで、メルマガ読者さん向けにアンケートを行ってみます。もしご興味あれば以下のリンクを踏んで頂き、どちらの画像が表紙に良さそうかのファーストインプレッションを回答くださればとても嬉しいです。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfwmw51hkTk5w6pM7FclhF29ReclznFk93VvlfEvBCnIGuNtg/viewform?usp=sf_link

ちなみに、本の中身は小説の短編集となっております。最近メルマガにショートショートコーナーがないのは、この本に「小説エネルギー」を注いでいるからなのでした。

〜〜〜noteでのメルマガと値段設定〜〜〜

以前お知らせしたとおり、note.muでもこのWRMを開始しようと、現在いろいろ設定中です。どうやら審査は通過したようなので、問題なければ10月から、つまり来週号からスタートできそうです。

本当は、ニコニコチャンネルでもやってみたかったのですが(これも結城先生のモノマネですね)、「チャンネルの開設はできません」と断られてしまったので、とりあえずはまぐまぐ&note.muの二体制でお送りしようと思います。

で、あわせて以前からお伝えしていた通り、10月から当メルマガを値上げさせていただこうと思っていたのですが、まぐまぐさんのページをよく読んでみると、「値段変更の申請から、実際の変更まで2〜3ヶ月かかります」という注意書きが……。おう、まい、ごっど。

ぎりぎり直前までしっかり値段について考えようと思っていたことが災いしました。いや、事前にしっかり調べておけよ、俺、という感じがしないではありませんが、過ぎたことをうだうだ言っても埒はあきません(It’s ポジティブシンキング)。

一応運営さんに相談してみるつもりですが(これを書いてるのは日曜日なので、はっきりしたことがわかるのはもう少し後になりそうです)、もしかしたら12月からということになるかもしれません。その場合、まぐまぐとnoteで値段が違う期間が二ヶ月も続いてしまうのですが、これはもう全面的に私のミスですので、平謝りするばかりです。すいません。

で、肝心の値段なのですが、noteでは一号ごとのバラ買いもできるようなので、一号分を180円とし、その4号分で180×4=720円にさせていただこうと思います。税込み720円ですので、税別ですと667円でしょうか。

これが高いのか安いのかはいまだに自分ではぜんぜんわかりませんが、とりあえず値段に見合うメルマガを今後も続けていく所存でありますので、よろしければ引き続きのご購読をお願いいたします。

とは言え、実際に値段が変更されるのが11月からになるのか12月からになるのかはまだわかりません。わかり次第またご連絡させていただきますが、とりあえず10月いっぱいは、このままの値段となりそうです。

〜〜〜ノートツールの私の勘違い〜〜〜

以前、DEVONthink(※)というツールを紹介したときに、順番の任意の並び替えができない、と書いてしまったのですが実は間違いでした。
※http://www.devontechnologies.com/products/devonthink/overview.html

 >>
 今朝のメルマガでdevonthinkが取り上げられていたので、メモを自由に配置できるかちょっとやって見ました。sortのメニューでunsortedとすると、配置は自由に変えられました。使いようによっては発想のためのツールにもなるかもしれません。
 <<
 ※https://twitter.com/AHaseve/status/907004217646186496

調べてみたところ、私が選択していたビュースタイルが「unsorted」を選べないものだっただけで、別のビュースタイルでは自由に順番を並び替えられました。誠に申し訳ありません。

ということは、このDEVONthinkは、方向性に違いはあるもののEvenroteの代替ツールとして潜在的な可能性を秘めていることになります。Evernote以上とはさすがに言えないでしょうが、案外面白い使い方ができるかもしれません。

〜〜〜カスタマーレビューの話〜〜〜

先日、『知的生産とその技術 Classis10選』に新しいカスタマーレビュー(@Amazon)を頂きました。嬉しい限りです。

頂いたレビューは低評価だったのですが、──申し訳ない気持ちはありつつも──不思議と強く落ち込むようなことはありませんでした。むしろ、「なにくそ!」と心の中で腕まくりする気持ちを感じたくらいです。

おそらくそれは、大雑把に悪口を言われたのではなく、「この部分は良いのに、この部分が全体をダメにしている」と内容を咀嚼した上で批判していただけたからでしょう。簡単に言えば、「ちゃんと読んでもらえている」と強く感じたわけです。ある種の信頼感がそこに醸成されたと言っても過言ではありません。

そうした信頼感があった上で、ビシッと指摘されると、いじけたり反論したくなったりするのではなく、「よし、じゃあ、その良い部分をもっと出せるような企画を考えてやるぜ」とか「ダメと言われている部分をもっと向上しないと」という考えが前に出てきます。モチベーションが刺激されるわけです。

で、話を逆向きに飛ばすのですが、自分が誰かの問題点を指摘するときでも、こういう態度でありたいなと強く思います。建設的、というのは、つまりはこういうことでしょう。

〜〜〜時間の流れの不可知性〜〜〜

どんな文脈だったのかはすっかり忘れてしまったのですが、妻と話していて、結婚して13年以上経つ、という事実を再確認しました。えっ、という感じで、とても信じられません。あまりに信じられないので、ちょっと笑えてくるほどです。

なにせ、自分の感覚としてはまだ5年くらいしか経っていません。冗談でも誇張でもなく、本当に5年くらしか経った気がしないのです。確認したところ、妻も同様の時間感覚なようです。

こういう話を、「ほら、幸せな時間って早く過ぎるように感じるじゃん」みたいな文脈で収めると、それはそれは平和なのですが、何か別の考えを求めたくなるのが、私という人間の宿命(と書いてサガと読む)です。

で、考えてみると、時間の外部参照点が生活の中にないから、時間が流れてる感じがしないのではないか、という仮説を思いつきました。

たとえば、自分が乗っている列車か、隣に止まっている列車のどちらかが動き出せば、「ああ、動いているな」と(車窓から外を眺めれば)実感できます。しかし、両方の列車が同じ速度で同じ方向に向かって進んでいるとき、そのような実感はなかなか得にくいものです。それと同じようなことが、時間感覚においても生じているのではないか。

実際、我が家には子供がいませんし、子供とは恐るべき速度で成長していく存在です。つまり、我々とは「電車の速度が違う」のです。そうした存在が生活の中にあれば、「ああ、時間が過ぎているな」と感じられるのかもしれませんが、我々にはまったくそういうものがないので、いつまで経っても時間の長さが感じられない──というのは、一応ありそうな話です。

で、計算してみると、13年-5年=7年であり、7年前と言えば、ちょうど私が物書きになったあたりのタイミングです。つまり、コンビニで働いていたときは、まだ時間が流れている感覚があったと想像できます。

コンビニも基本的に同じことを一年単位で繰り返すパターン化した仕事ではありますが、一年ごとにスタッフの顔ぶれは変わるので(卒業&入学)、そこに時間の流れを見出すことはできるでしょう。しかし、物書き仕事は、ほとんどまったく同じ日常の繰り返しです。むしろ、これで時間の流れを感じられたとしたらすごいのではないか、と思うくらいです。

そういう生活を送っているから、時間が過ぎた感覚をあまり受けないのかもしれません。そんな人間と生活を共にする妻も同様です。

もちろん、至極単純に「年を重ねるほど時間の流れに無頓着になっていく現象」なのかもしれませんが、夫婦共々「5年くらいしか経っていない気がする」という感覚を共有しているのが面白いところで、それが時間の参照点不在仮説を強力に支持するのではないか……みたいなことを考えていると、あっという間に時間は過ぎ去っていきます。

〜〜〜Q〜〜〜

さて、今週のQ(キュー)です。正解のない単なる問いかけなので、頭のストレッチ代わりにでも考えてみてください。

Q. 今何歳くらいの気持ちですか。それは実年齢とどのくらいの差がありますか。

では、メルマガ本編をスタートしましょう。

今週も「考える」コンテンツをお楽しみくださいませ。

目次

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2017/09/25 第363号の目次
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○BizArts 3rd 「自らを観測する視点」
 タスク管理を掘り下げていく企画。連載のまとめに入っています。

○エッセイ 「独楽のような自信」
 週替わり連載。今週は普通のエッセイをお送りします。

○Rashitaの本棚 『動きすぎてはいけない』(千葉雅也)
 Rashitaの本棚から一冊紹介するコーナー。新刊あり古本あり。

○物書きエッセイ 「21世紀の知的生産と物書きエディタ」
 物を書くことや考えることについてのエッセイです。


メルマガにご興味ある方は、以下から詳細をどうぞ。

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