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『終奏のリフレイン』(物草純平)

あえて言うならば、オルゴール・パンクSFもの。

人間らしく振る舞えるのに、あえて機械らしく振る舞おうとする人形と、そうした人形しか愛せない奇妙な学生の二人が織りなす物語。電気による科学ではなく、「オルゴール」という未知のテクノロジーによって発展した世界が舞台となっている。そうした改変科学ものとしてよりも、やはり「人間らしさ」とは何か、という視点で読むのが面白いだろう。

終奏のリフレイン (電撃文庫)
物草純平 イラスト: 藤ちょこ [KADOKAWA 2017]

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