Evernoteで原稿を皆で共有する狙い

「かーそる」(仮)の運営に関する情報のやりとりは、Evernoteの共有ノートブックを使っています。

で、単にコミュニケーションを取るだけでなく、寄稿してもらう原稿管理用のノートブックも共有しています。たぶん、このやり方が月刊群雛とは違うところです。

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私が実現したいのは、「複数人の原稿を集めて雑誌の形に整える」のではなく、むしろ「雑誌作りを行うなかで、ボトムアップ的に原稿ができあがってくる」という形です。

とりあえず創刊号では、きっかけとなる文章を私が書き、それを読んだ執筆陣の方々が、同じテーマを元にして、自分なりの解釈で文章を書く、という形をとっています。こうすることで、それぞれの著者が自分なりのスタイル(文体)で文章を書きながら、全体としては緩やかなテーマを共有する文章が揃うのではないか、という予想があったわけです。

さらに、そうして上がってくるそれぞれの原稿も、執筆陣で共有していますので、「ほう、そういう切り口できたか。ならば、拙者は……」みたいな形で相互作用が発生します。だからこそ、執筆陣は「右へ倣え」の方では困るのです。色合いが揃いすぎてしまうので。

実際私も、一度書き上げた原稿を、他の人が書いた原稿を読んだ後で、全面的に書き直しました。おそらくそういう相互作用は、これまでの雑誌ではあまりなかったのではないかと思います。なぜなら、そういうことをしているとなかなか雑誌が完成しないからです。締切が厳密に決まっている雑誌ではやはり確実な進捗の方が優先されるでしょう。

で、私はこの雑誌作りにおいて、そういうものをとりあえず考えず、ゼロベースでやったらどうなるのかを実験しています。きっと、面白い雑誌が生まれると思うのですが、それはまあ完成したものを読んでいただいて判断していただくしかありません。

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